風を掬う者(先行版)

人間の愚かさ、そして死をテーマにしたオリジナル小説

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弐章/英雄/挿話拾肆/彷徨う反乱軍

炎の大陸、元、炉の国の森の中、反乱軍が歩を進めていた。
露衣土を倒す為には反乱軍に大地の精霊の守護を受け、
大地の魔法を高いレベルで使いこなせる者が必要だと、
考えており、炎の大陸の何処かに『大地の精霊の守護を
受けた者達が集まって暮らしている村がある』という
噂を頼りに炎の大陸を彷徨っていた。
燿炎達は誰一人として口を開かない。
かなり疲労の色が濃いようだ。
暫く森の中を進んでいると、一面拓けた場所に辿り着いた。
しかし、拓けているだけで、
他に何があるわけでも無かった。
そして、その周囲もまた森に覆われていた。
「なんなんだ?此処は?」
反乱軍の中の誰かが口を開いた。
「なんにしろ、警戒はしておけよ」
燿炎が皆に注意を呼び掛ける。
周囲を森に囲まれている場所で、
この場所は少し異様に感じられるのである。
人が暮らしていた形跡でもあれば、
何も異様な事はないのだが、形跡も何も無いのである。
かと言って、このまま足踏みしていても、
どうにもなるものでもないので、
反乱軍は警戒を強めて歩を進めて行った。
拓けた場所の中腹辺りに差しかかると、
突然に地割れが起き、反乱軍の殆どが飲み込まれてしまう。
風の精霊の守護を受けた者達は空中に飛んで難を逃れたが、
麗羅だけは燿炎と共に地割れに飲み込まれてしまった。
そして、難を逃れたかに見えた麗羅以外の風の精霊の
守護を受けた者達は多数の炎と氷の矢に貫かれていた。
そこに一人の男が現れる。
「この程度なのか、反乱軍は」
物足りなさそうに男が呟く。
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  1. 2016/03/06(日) 04:53:34|
  2. 弐章/英雄
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