風を掬う者(先行版)

人間の愚かさ、そして死をテーマにしたオリジナル小説

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弐章/英雄/挿話肆/突然の襲撃

燿炎は再び、厳しい表情で烈の河を眺めている。
麗羅はその場に座り込み、何も言わず、じっとしていた。
そのまま、どれくらいの時間が過ぎたであろうか。
突然、燿炎の眼下に広がる大河が凍り付いた。
「来たぞ!」
燿炎が叫んだ。
麗羅はすぐさま立ち上がって、何かしらしたようだ。
すると、先程まで集まっていた者達が、再び集まって来た。
麗羅がテレパシーを使って皆に知らせたのである。
「凍浬、フォローを頼む」
燿炎が集まって来た者達の中の一人に言った。
「任せときな」
凍浬が応えた。
大河の方を見ると、凍り付いた大河の上を、
数十人の者達がこちらへ向かって来ていた。
露衣土帝国正規軍であった。
敵はいきなり、炎と氷の矢を降り注いできた。
燿炎と他数人の者達が氷の矢を炎の魔法で焼き払う。
炎の矢は凍浬と他数人の者達が人に当たりそうなものだけ、
氷の魔法で消し去った。
「今度はこちらの番だぜぇ」
燿炎はそう言いながら、
敵に向かって物凄い量の炎を作り出した。
そして、続けざまに言う。
「頼む、麗羅」
麗羅は突風を起こし、燿炎が作り出した炎を拡げながら、
敵全体にその炎を浴びせた。
あっという間に敵は数人だけになっていた。
残った者は凍浬が氷の矢で貫いた。
敵は全滅した。
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  1. 2016/03/05(土) 06:21:44|
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